PPCアフィリでの収入も安定してきました。次の目標は3ケタ!

高い単価で出稿しけっこう成約したのに、入札価格を下げていったらパタッと売れなくなったとき、何をチェックする?

PPCアフィリで
広告を新規に出稿する際に高い単価からスタートし、
出稿後すぐは立て続けに成約したにも関わらず、
入札価格を下げるメンテナンスをしていったら
パタッと成果が上がらなくなってしまった・・

いったい何が原因で、
どうしたら良いんでしょう・・?

こんなメールをいただきました。
(仮にGさんとします)

この現象、実は以前、記事で書いていました。
(全く覚えていませんでした・・)

そう、実際に私も経験しています。
(経験したことは覚えています)

Gさんは、このメールを送ってくれた後、
案件ごとのインプレッション数、クリック率、誘導率、平均掲載順位の
数字をまとめたエクセルを共有してくださいました。

そのエクセルを確認させていただいたのですが、
「どの案件がどれぐらい成約しているか」とか、
「どういうキーワードで出稿しているか」とか、
ちょっと判断基準となる情報が不足していましたので、
直接、お話した方が早いと思い、
昨日の夜、スカイプしていました。

3時間半近くも・・

今回はその内容をシェアしようと思います。

本題に入る前にGさんについて少々。

Gさんは岡田塾の2期生で、
塾のマニュアル通りに根気よく出稿を続けていらっしゃったのですが、
いつまで経っても稼げるようにならない、とのこと。

ただ、Gさんの場合、
多くの塾生さんとは「稼げない」の意味が少し違っていまして・・

Gさん、PPCアフィリを始めてから1年半ぐらいですが、
確定報酬は115万円ぐらいあるそうです。

「え?稼いでるじゃん」

と、思われたかもしれませんね。

でも、「稼げてない」んです。

どういうことかというと、
広告費も同じくらい使っているんですね。

Gさんの言う「稼げてない」は
「利益が出ていない」ということなんです。

じゃあ、利益を残していくためには、
どうすれば良いのかというと・・

そう、メンテナンスですね!

メンテナンスをしっかり出来るようになって、
入札価格を下げつつ、
アカウントの品質インデックスを上げつつ、
広告費を抑え、利益を伸ばしていく必要があります。

今回は、
「出稿当初はポンポンと成果が上がったのに、
入札価格を落としていったらパタッと止まってしまった」
ということですので、私が気になった点は、

●適正な入札価格より下げてしまったのではないか

ということでした。

マッチタイプ=部分一致で出稿していると
(岡田塾は部分一致推奨)
設定したキーワードの周辺キーワードを
かなり手広く拾ってきます。

メルマガでお渡ししている【実践編】レポートでは、
出稿当初は1時間に1回ずつ数字調整を行うことを推奨していますが、
この方法で入札価格を下げていくと、
知らず知らずのうちに

●キーワードが入れ替わっている

ことがあります。

例を挙げた方が分かりやすいと思いますので、
スキー場のアルバイトを紹介する場合に、

【キーワード】アルバイト スキージャム
【マッチタイプ】部分一致

で出稿したとしましょう。

最初は高めの入札価格【50円】で出稿し
(実際に高いのかどうかは分かりません)
出稿後の
・インプレッション数
・クリック率
・平均掲載順位
・誘導数
を確認しながら、価格を下げていったとします。

出稿当初は狙いどおり
「アルバイト スキージャム」
「バイト スキージャム」
などのキーワードで広告が上位表示され、
属性も合っているため、続けざまに成約したとします。

クリック率を維持したまま価格を下げていき、
入札価格を【20円】まで下げることができました。

ただ、一向に成果は上がらなくなりました。

で、よくよく調べてみると、
実はこの時点では、
「アルバイト スキージャム」
「バイト スキージャム」
などのキーワードでは広告が表示されておらず、
「スキージャム 電話番号」
などの、属性が全く合っていないキーワードで
広告が上位表示されていた、ということがあります。

入札価格を下げていく過程で、
狙っていたキーワードでの掲載順位はどんどん下がっていき、
代わりに、属性の全く異なるキーワードで
広告が上位表示されるようになっていた、という訳です。

成約しないのも当然ですよね。

この状況で確認するべきなのは
●検索クエリ
です。

1日ずつの検索クエリとクリック数を見ていって、
狙ったキーワードでのアクセスを
集めることができているかを確認してください。

どこかで、クリックの多いキーワードが
入れ替わってしまっていたとしたら、
そのタイミングで適正な入札価格よりも
下げてしまっているということになります。

この場合は、入札価格を上げ直すか、
一旦、その広告グループ(=キーワード)を削除し、
改めて出稿し直して価格調整を行うかの、
いずれかを選択することになります。

もし、検索クエリの中に、
属性が合っていてクリック数も多いキーワードが見つかったら、
そのキーワードをフレーズ一致や完全一致で
出稿してみるのも1つの手です。

キーワードが絞れている分、
検索ユーザーの属性も絞りこまれ、

●キーワード - 広告文 - LP - 販売ページ

という一連の流れをマッチさせやすくなるからです。

同じような箇所で詰まっているようでしたら、
ぜひ、参考にしてみてください。

誰かから聞いたルールに則って
出稿を止めたりキーワードを追加したりするだけが
メンテナンスではありません。

特にGさんのように
成果が上がっていた案件で
パタッと成果が止まってしまったら、
データからその原因を調べることが大切です。

PPCアフィリにおいては、
スポンサードサーチの管理画面で見れるデータから、
原因を推測できることがほとんどです。

考えられる原因を推測を元に検証していけば、
出稿の精度が上がっていきますから、
広告費を抑えつつ成果を伸ばすことができるようになります。

細かい作業になりますが、
やっていくうちに慣れていきますから、
敬遠せずに取り組んでいってくださいね。

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