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検索クエリで見つけたキーワードを追加する方法

検索クエリで見つけたキーワードを追加する場合には
どのように追加すれば良いか?

「ブルーオーシャンPPCプラスプライマリー」のサポート音声で、
最近、作者の久保さんが回答していた質問です。

今回は、この質問について、
私のやり方をお伝えしようと思います。

これ、久保さんも仰っていましたが、
答えは1つではありません。

質問された方は3つのパターンを提示されていて、
その1つ1つについて
「久保さんだったらどうするか」を解説されていました。

はっきり「これ!」と1つを指定されていたわけではなく、
それぞれについてのメリット・デメリットをお話されていました。

その内容をここに書くわけにはいきませんので、
私がいつもやっているやり方に絞って、
メリットとデメリットをお伝えします。

とりあえず、分かりやすいように、
「プロアクティブ」を例にしましょうか。
※プロアクティブはリスティングNG案件です!

1キーワード1広告グループの構成で、

【キャンペーン】プロアクティブ
【広告グループ1】プロアクティブ 通販
【広告グループ2】プロアクティブ 最安値

というキャンペーンを作ったとします。

広告グループ1のキーワードは「プロアクティブ 通販」
広告グループ2のキーワードは「プロアクティブ 最安値」

になりますね。

キーワードのマッチタイプは「部分一致」とします。

しばらく運用した後で検索クエリを見たら、

広告グループ1の検索クエリに「プロアクティブ 通販 激安」「プロアクティブ 公式通販」
広告グループ2の検索クエリに「プロアクティブ 通販 激安」「プロアクティブ 最安値通販」

というキーワードが見つかり、
どれも良さ気なクリック率を叩き出していたとします。

この場合、単純にそれぞれの広告グループに、
見つかったキーワードを追加してしまうと、

「プロアクティブ 通販 激安」

というキーワードがバッティングすることになります。

マッチタイプを「部分一致」で追加したなら、
どれもに近しいキーワードで検索されたときに、
どのキーワードに対する広告が表示されるのかが
ヤフーのプログラム依存になってしまうんですね。
(運任せに近いです。たいてい、期待と真逆が選ばれます)

例えば、

「プロアクティブ 通販」

で検索されたような場合には、
どのキーワードに対しても広告が表示される可能性があります。
(部分一致の場合は、理論上あり得てしまいます)

ヤフーのプログラム任せになってしまうので、
品質インデックスが低く、
入札価格を高めに設定してあるキーワードが選ばれてしまったら、
1クリックの単価がバカ高くなってしまいます。

具体的に言うと、
「プロアクティブ 通販」の品質インデックスが「10」だったとしても、
品質インデックス「2」の「プロアクティブ 最安値」に対するものと
判断されてしまう可能性も否めないわけです。

「プロアクティブ 通販」で検索された場合には、
キーワード「プロアクティブ 通販」に対する広告として
広告を表示して欲しいですよね。

ぴったりキーワードが一致しているんですから。

私は、こういった不確定要素を出来るだけ排除したいので、
今回の例であれば、

【広告グループ1】プロアクティブ 通販(部分一致)
【広告グループ2】プロアクティブ 最安値(部分一致)
【広告グループ3】プロアクティブ 通販 激安(完全一致)
【広告グループ4】プロアクティブ 公式通販(完全一致)
【広告グループ5】プロアクティブ 最安値通販(完全一致)

とした上で、除外キーワードを、

【広告グループ1】プロアクティブ 最安値、プロアクティブ 通販 激安、プロアクティブ 公式通販、プロアクティブ 最安値通販(完全一致)
【広告グループ2】プロアクティブ 通販、プロアクティブ 通販 激安、プロアクティブ 公式通販、プロアクティブ 最安値通販(完全一致)

このように設定します。

先ほどの「プロアクティブ 通販」の例は極端ですが、
例えば「プロアクティブ 最安値通販」で検索された場合には、
必ず【広告グループ5】の広告として表示して欲しいわけです。

このやり方は、はっきり言って手間がかかります。

でも、

●キーワード - 広告 - LP - 販売ページ(広告主LP)

の関係を最適化できますから成約率アップに繋がります。

手間がかかると言っても、
検索クエリから見つけたキーワードで広告グループを新規作成し、
(キーワードのマッチタイプは「完全一致」)
部分一致の広告グループ(この場合は広告グループ1と2)の除外キーワードに、
新規作成したキーワードを設定するだけです。

慣れれば大したことありませんよね。

「激安」と「最安値」は、
どちらも安く商品を買いたい人が検索するキーワードですが、

・激安 → びっくりするぐらい安く売っている店で買いたい
・最安値 → どこよりも安く売っている店で買いたい

というように、微妙にニュアンスは異なります。

検索クエリをチェックしたときに、
「激安」も「最安値」も平均掲載順位が同じぐらいなのに
「激安」のクリック率の方が異常に高い場合は、
広告文が「激安」にぴったりマッチしていて
「最安値」には合っていないと考えられます。

このような2つのキーワードを同じ広告グループに入れておくのは、
かなり勿体ないです。

こういった場合に、キャンペーンの構成をよく分かっていないと、
「最安値」に合わせた広告文を広告グループに追加したりしますが、
この構成では「激安」で検索されたときに
「最安値」用の広告が表示される可能性がありますから、
絶対にやめておきましょう。

●キーワード - 広告 - LP - 販売ページ(広告主LP)

この4つを最適化していくためには、
1キーワード1広告グループの構成をお勧めします。

メンテナンスで混乱することがなくなりますし、
何より、広告費を抑えられますから。

参考にしてみてくださいね。

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