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品質インデックスの上げ方

PPCで集客するときに、
クリック単価はできるだけ安く抑えたいですよね。

ご存知かもしれませんが、
クリック単価を低く抑えるために重要なのが『品質インデックス』です。

始めたばかりの頃は出稿することに一生懸命で
気にしている余裕がないかもしれませんが、
『品質インデックス』のことを知らないと、大きく損をすることになります。

そもそも『品質インデックス』とは・・・
品質インデックスはキーワードの品質を表す指標で、複数の要素を加味して、広告やインターネットユーザーの検索クエリーに対するキーワードの関連性を算出します。10段階で評価され、一般に品質インデックスの値が高いと表示される広告の掲載順位は上がりやすく、クリック単価が低くなる傾向があります。品質インデックスは、キーワードによって広告が表示される可能性が生じるたびに計算され、キーワードの実際のクリック単価や掲載順位を決めます。

Yahoo!JAPANマーケティングソリューション ヘルプより)

ここに書かれているように、『品質インデックス』が高ければ、
安いクリック単価で、より上位に広告を表示することができます。

品質インデックスが10で入札単価が10円のキーワード(①)と、
品質インデックスが1で入札単価が1円のキーワード(②)では、
①のキーワードの方が上位に表示される場合がほとんどです。
(100%かも・・・)

そして、もう1つ覚えておかないといけないのは、
「品質インデックスは“キーワード”ごとに設定される」
ということです。

「広告ごとではない」ということに注意してください。

結局、
どのキーワードで検索された時に、安いクリック単価で上位に表示できるか
ということに、品質インデックスが影響してきます。

次に、『品質インデックス』を決める要因ですが・・・
品質インデックスの算出方法
品質インデックスは以下の要素を考慮して決定されます。
・アカウント内のすべての広告のクリック率
・アカウント内のすべてのキーワードのクリック率
・同じ広告グループ内にあるキーワードと広告との関連性
・キーワードおよび広告と検索クエリーとの関連性
・その他の関連性に関する要素

Yahoo!JAPANマーケティングソリューション ヘルプより)

どういう意味か、分かります?

私の経験上ですが、
とりあえずは、下の3つよりも上の2つを念頭に置くべきです。

要は、『クリック率』です。
『クリック率』を上げれば『品質インデックス』も上がるんです。

クリック率を上げるために、どうすればいいか分かりますか?

“広告文に趣向を凝らす”という方法。

岡田塾でも、そんな話を聞きましたが・・・
広告文って、タイトルと本文を合わせても50文字しか使えないんです。
(「/提携」で3文字必要ですからね)

「目立たせよう、差別化しよう」って考えても、
なかなかに難しいと思いませんか?

テクニックに走れば走るほど、
文章自体がいやらしくなっていったりしません?

そもそも、趣向を凝らすって時点で、センスがかなり影響してきます。

生まれ持ってのセンスがある人ならともかく、
フツーの人にそこを求めても酷な話です。

じゃあ、どうするか?

ライバルと同じような広告文しか浮かばなくても、
ライバルより上位に表示させればいいんです。

ライバルより高い単価で入札して、
クリックされやすい順位に表示させちゃえばいいんです。

そうすれば、いっぱいクリックされてクリック率も上がります。
イコール、品質インデックスも上がるんです。

確かに最初のうちは広告費がかかります。
なので、メンテナンスは重要です。

品質インデックスが上がり始めたら、
クリック率を維持できるように入札単価を下げていけばいいんです。

品質インデックスが十分に上がり、クリック率も安定してくれば、
その後は、こまめに数字をチェックしなくても、
低いクリック単価でアクセスを集めてくれるようになります。

長い目で見ると、トータルの広告費は確実に安くなりますし、
キーワードさえ間違っていなければアクセスの質も良くなります。

ただ、1つ考えておかないといけないのは、
その広告を出稿しておく期間と、広告費の予算から考えて、
品質インデックスを上げるために使う広告費をいくらにするか、ということです。

品質インデックスが10まで上がって、
安いクリック単価でアクセスが集まるようになっても、
回収期間が短すぎると、利益が残らない可能性もありますから。

出稿初期の品質インデックス向上は、
これまでに書いてきた方法で上げることができます。

その後のメンテナンスで重要になってくるのが、
「品質インデックスにはアカウント単位のクリック率が影響する」という点。

アカウント単位なので、
異なるサブアカウントには影響を与えません。

具体的には何をすればいいかというと、
インプレッションは多いのにちっともクリックされないキーワードや
品質インデックスが低いキーワードは、配信を止めます。
(削除しなくても、配信を“オフ”にすればOKです)

こうすることで、全体のインプレッション数が下がり、
クリック数は維持できるために、クリック率を上げることができます。

品質インデックスの高いキーワードが集まったキャンペーンは、
低い単価でたくさんのアクセスを集めることができる“強いキャンペーン”です。

“強いキャンペーン”ばかりを抱えるアカウントは“強いアカウント”
PPCにおいて、安い広告費で多くのアクセスを集めることを可能にします。

出稿初期には、広告費を投資と考え、
品質インデックスを上げることに注力してください。

しばらくすると、クリック単価は、最適な金額で落ち着きます。

その後は、“強いキャンペーン”に育てて、
“強いアカウント”を構築するために単価調整を行ってください。

PPCでの集客コストが、ぐんと低くなるはずです。

追記
少し前に出稿していたキーワード、
入札単価30円で品質インデックスが6だったため
一気に130円ぐらいまで引き上げたところ、
他に何もしていないのに
品質インデックスが8になったことがありました。

タイミングの問題かもしれませんが、
「こんなこともあるんだなぁ・・・」なんて思った次第です。

追記2
品質インデックスの上げ方について、
Yahoo!JAPANプロモーション広告 公式ラーニングポータルにも
丁寧な解説が記載されています。
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/course/sponsor/ss/quality_index.html

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