琉球セットの量産ツール『琉球の遣い』を使って
『シリウス(SIRIUS)』で作成したLPを量産する方法について
書いてみたいと思います。
こちら、
仲良くしていただいている方から聞かれたんですが、
案外、ネット上に情報がないんですね。
というわけで、さっそく。
レスポンシブテンプレートを使う場合
LPのテンプレートがレスポンシブデザイン対応であれば、
やることは、そんなに難しくありません。
『琉球の遣い』での置き換えタグである
{%補完テキスト%}
こちらのタグを、
展開キーワードを埋め込みたい箇所に入れるだけです。
置き換えたいデータが複数存在する場合は、
{%データ1%}
{%データ2%}
といったように、埋め込んでいけばOKです。
LP作成時の注意点を1つだけ挙げるとすれば、
文字コードを「UTF-8」に合わせておくことでしょうか。
「サイトオプション」メニューの「サイト全体の設定」タブに
「文字コード」という項目がありますので、
そこで「UTF-8」を選択してください。
LPが完成したら、
サイト生成先フォルダを丸ごと
『琉球の遣い』フォルダの中の「template」フォルダ内にコピーします。
このフォルダに入っていないと、
「templateフォルダではありません」というエラーが出て
先に進むことができません。
正確に言えば、「template」フォルダは
『琉球の遣い』フォルダの中ではなくても良いので、
例えば、作業フォルダを
Cドライブの「works」というフォルダにした場合、
その中に「template」フォルダを作成し、
c:\works\template
に、サイト生成先フォルダをコピーしてもOKです。
後は、通常と同じように、
「サイト作成」ボタンを押して出力先フォルダを指定すると
量産されたLPができあがります。
このフォルダをFTPソフトでアップロードして完了です。
レスポンシブデザインではないテンプレートを使う場合
ちょっと面倒なのが、
レスポンシブではないテンプレートを使う場合です。
と言っても、LPを作成するところまでは、
レスポンシブテンプレートと同様です。
埋め込みタグを入れて、
文字コードを「UTF-8」にすればOKです。
手順が異なるのは、
『琉球の遣い』でサイトを量産するときです。
『SIRIUS』の「iPhoneサイト同時生成機能」を使うと、
デフォルトではスマホ用のファイルが
サイト生成先フォルダの中の「iphone」フォルダにできあがります。
この「iphone」フォルダを
別に処理してやる必要があります。
サイト生成先フォルダを「フォルダA」とすると、
具体的な手順は、
(1)「フォルダA」内の「iphone」フォルダを「template」フォルダにコピー
(2)『琉球の遣い』で「template」フォルダの「iphone」フォルダを選択して「サイト生成」
(3)生成されたフォルダの名前を「iphone」に変更
(4)「フォルダA」を「tenplate」フォルダにコピー
(5)『琉球の遣い』で(4)でコピーしたフォルダを選択して「サイト生成」
(6)生成されたフォルダに(3)のフォルダを移動
となります。
このフォルダを、
FTPソフトを使ってアップロードすれば完了です。
文字ばかりだと、とっても分かりにくいですね・・
要は、『琉球の遣い』では
PC用とスマホ用を一気に量産することができないので、
別々のサイトとして量産処理を行い、
生成されたフォルダを、また統合しましょう、というお話です。
慣れれば簡単なんですけどね。
あと、この方法は、
販売者側で公認しているやり方ではありません。
あくまで自己責任でお願いします。
特に、
レスポンシブではないテンプレートを使用する際は
スマホ用のLPに自動転送されるかどうかの確認を
必ず行ってくださいね。
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