検索順位をチェックする時、気を付けないといけない機能が
「パーソナライズド検索（Personalized Search）」です。
Googleには確実に実装されているのですが、
Yahooはどうかと言われると定かではありません・・・。

正直なところ、PPCアフィリエイトにはあまり関係ない機能なのですが・・・
いずれ、サイトアフィリエイトに展開していった時には、
知っておかないと痛い目を見ることになります。

「パーソナライズド検索」とは何かというと、
同じキーワードで検索してもユーザーごとに違う検索結果が表示される機能を指します。

実感として多いのは、よく訪れるブログが検索結果で上位に表示されるパターン。
利用する側にとっては便利な機能なのですが、SEOを行う上では困りものです。

検索順位をチェックするために、毎日、狙っているキーワードで検索し、
その都度、自分のサイトをクリックしていたら順位が上がっていった・・・
これ、本当に順位がアップしているのならいいのですが、
「パーソナライズド検索」機能が働いている影響なら、ちっとも喜ばしくありませんよね。

しかも、「パーソナライズド検索」機能のせいかどうかは、
特殊な設定でGoogleを開いて検索した結果と、いちいち比較してみないと分かりません。
（順位チェックの目的は一般ユーザーが検索した時の自分のサイトの順位を調べることですから、比較する必要はないんですけどね）

SEOチェック用に、一般ユーザーの検索結果を確認しようと思うと、
特殊な設定で検索しないといけません。
「パーソナライズド検索」機能は、
自分が通常の検索を行う際には非常に便利な機能なので、
常時“無効”設定にしておくのはもったいない話です。

となると、
検索順位のチェック用にはブラウザを分ける、
という方法が考えられますが・・・

そろそろ本題に入りましょう。

検索順位チェックツール「GRC」は、
「パーソナライズド検索」機能を無効にした状態での検索順位を取得してきてくれます。
GRCを使うことで省力化できる作業は数多くあるのですが、
「パーソナライズド検索」ナシの順位を取得できるという機能も、
きっと大きな恩恵をもたらしてくれるはずです。

トップページのURLを登録すれば、
GRCは下層ページも含めて検索順位をチェックしてくれます。
つまり、
ページごとに狙っているキーワードが違う場合でも、
登録するURLは1つで良いわけです。

PCの起動と同時にGRCが自動起動するように設定しておけば、
順位のチェックはバックグラウンドで行われ、
いつの間にか終わっています。
「今日の順位は何位」という履歴も、
毎日、ストックしていってくれます。

「パーソナライズド検索」機能を無効にする方法は、
「プライベートウィンドウ」「シークレットウィンドウ」
というモードでブラウザを開くだけなのですが、
ちょっとした手間だからこそ忘れがちなもの。
稼ぎに直結する検索順位を
手間なく間違いなく取得できるGRCは、
やっぱり優れモノです。
PPCアフィリがメインとはいえ、
狙い目の穴場キーワードが見つかったら
とりあえずサイトを作ってみるという機敏さは大切かと。

私の場合は、
はじめからキーワードもサイトも無制限の「ビジネスライセンス」を申し込みましたが、
GRCを使ったことがないなら、とりあえず「無料版」を試してみることをおすすめします。
→ GRCの公式サイトはこちら