たいそうなタイトルを付けてしまいました・・・
何のことはない、PPCアフィリ売上の公式の話です。
通常のアフィリエイト売上は、こんな式で計算できます。
● アフィリ売上 = アクセス数 × CV率 × 報酬額
CV率はコンバージョン率ですね。
今回はPPCアフィリということで、もう少し分解してみます。
● アフィリ売上 = ①アクセス数 × ②広告主LPへの誘導率 × ③広告主LPのCV率 × ④報酬単価 × ⑤承認率
CV率は、
PPC用LPから広告主LPへの誘導率(②)と広告主LPのCV率(③)の掛け算、
報酬額は、
その案件の報酬単価(④)と承認率(⑤)の掛け算、
という意味です。
それぞれの数字を増やす方法を考えてみると、
アクセス数(①) ・・・ 出稿キーワードを増やす、出稿単価UP、複数アカウント展開(規約ではNGですが、岡田塾のマニュアルには載ってましたね。。)
広告主LPへの誘導率(②) ・・・ ライティング、ページ構成、広告文とのマッチングなど
広告主LPのCV率(③) ・・・ 打つ手なし!
報酬単価(④) ・・・ 特単
承認率(⑤) ・・・ 同一案件でも承認率が高いASPを使う、ASPと交渉して○%保証をもらう
こうやって見ると、③と④と⑤は、なかなかにハードルが高いですね。。
計算式と手法が分かったので、頑張りましょうね。
・・・という話ではなく、今回の記事は別の話です。
(手法は他にも、まだまだあるかもしれませんしね。いや、きっとありますし。)
ここでなんと、最初の式に戻ります。
● アフィリ売上 = アクセス数 × CV率 × 報酬額
この3つの要素を、それぞれ、
1~10の10段階の指数に置き換えて考えてみます。
1がミニマム、10がマックスです。
例えば、
・アクセス数 = 3
・CV率 = 6
・報酬額 = 6
という数値のPPCサイトがあったとすると、
アクセス数 × CV率 × 報酬額 = 3 × 6 × 6 = 108
このサイトの評価数値は108ということになります。
ここで、Aさんは、
「もうちょっと、CV率が良くなるように、PPC用LPを改善しよう。」
と考え、努力のかいがあってCV率が7になったとします。
結果、このサイトの評価数値は、3 × 7 × 6 = 126になりました。
元と比べると、18アップしていますね。
では、
「出稿単価を2倍にして、もっとアクセスを集めよう。」
と考えたBさんの場合はどうでしょう?
対策が功を奏し、アクセス数の指数が4になったとします。
結果、このサイトの評価数値は、4 × 6 × 6 = 144になりました。
AさんもBさんも、1つの要素の指数を“1”ずつ上げたのに、
結果は、Bさんの施策の方が、高い効果を出していますよね。
数値の組み合わせを変えて計算してみて欲しいのですが、
指数が低い要素に対策を施した方が、
指数が高い要素に対策を施した場合と比べて、
より大きな効果を発揮します。
そして、
『指数が低い=まだまだ対策できることが残っている』
ということなので、労力の面で考えても、
指数が低い要素に力を注いだ方が、理に適っていると言えます。
テストで90点とれている科目を95点目指して頑張るより、
20点しかとれていない科目で40点を目指す方が、
やれることがいっぱい残っていて、簡単そうじゃありませんか?
同じリソース(時間、労力、お金など)を投じるなら、
伸びしろが大きいところに投資しましょう。
PPC広告で“部分一致”出稿をしている場合は、
出稿単価を上げることで、表示されるキーワードがぐんと多くなり、
クリック数=アクセス数が一気に増えることが多いです。
もちろん、広告が上位表示されることで、
クリックされやすくなるという効果もありますから、
アクセス数を増やすというのは、チカラ技でなんとかできたりしますね。
・・・と、ここまで書いておいてアレですが、
ミニマムがどこで、マックスがどこか、という基準は、
経験を積んでいかないと判断が難しいです。
私もまだ、どこがマックスかという判断は、
正直、合っているのかどうか分かりません。
小難しいことを書いてきましたが、
結論は、
「出稿している案件を3つの要素に分解してみて、
伸びしろが一番大きい要素から優先して作業する。
それが、稼ぎの額をアップするベストな方法。」
こんなところでしょうか・・・ね。
管理人様、こんにちは。
稼ぎの方程式ありがとうございます。
私は誘導率が悪いので、そこを改善中です。
今、直近2週間のデータを見てみたのですが、
悪いのは
41クリックで1誘導(2.44%)とか
59クリックで4誘導(6.78%)でした(汗
誘導率が悪いと、クリックされた金額が丸々損してしまうので、
ファーストビューに含まれるコンテンツを色々かえて実験中です。
ちなみに、
インプレッション(2週間で2万4千と、4万1千)
に対するクリック率は、0.15%付近
掲載順位は6位前後です。
単価を跳ね上げると、当然順位は上がるのですが、
管理人様が狙うのは、
最低限どのくらいの掲載順位で、
どのくらいの以上の誘導率でしょうか?
もちろん、高ければ高いほど良いのでしょうが
参考までに教えて頂けると幸いです。
しんり様
こんにちは。いつもありがとうございます。
親方と話をしながら進めていた時には、
クリック率は1%をちょっと超えるぐらいで調整していました。
今も、最低限、そのあたりを狙っているのですが、
岡田式で大量出稿すると、どうしてもクリック率は低くなりがちです。
広告グループ単位で確認した後、
クリック数は多いのにクリック率が低いものは、
キーワードごとの調整を行っています。
もちろん、クリック率が3%とか出ていても、
成果に結びつかなかったら意味がありませんから、
そういう場合には、
案件がハズレなのか、キーワードが合っていないのかを調べます。
誘導率は50%以上を目指したいところですが・・・
なかなか厳しいですね。
3回~5回に1回(20%~33%)ぐらい出ない場合は、
一旦、諦めて、別の案件に移る場合が多いです。
部分一致で出稿していると、
平均掲載順位の数値は鵜呑みにできないので、
あまり気にしていません。
利益が出るクリック単価とクリック率なら
問題ないという判断で進めています。
管理人様、こんにちは。
リアルなデータ、ありがとうございます。
とても参考になります。
>3回~5回に1回(20%~33%)ぐらい出ない場合は、
>一旦、諦めて、別の案件に移る場合が多いです。
なるほど!私が間違えていたのはここですね。
誘導率が10%程度か、それ以下のサイトに
クリックを大量に集めてしまいました(汗
実際に稼げている方の基準が分かるのはありがたいです。
クリック率1%以上、誘導率20%~33%以上を目指して
キーワード選定、広告文、サイトを作り直します。
しんり様
こんにちは。コメントありがとうございます。
誘導率は、LPの構成が大きく影響しますから、難しいですね。
自分にとってそのページが必要かどうか、
判断に要する時間は3秒と、先日の東京のセミナーで聞きました。
そう考えると、テンプレート選びも重要ですね。
「また、これか…」と思われたら、
いくらキャッチコピーを工夫したとしても
読んでもらえない可能性が高いですから。
正直、私もLP作成は苦手です。
1つだけ間違いないことは、
岡田塾のテンプレートを使う場合には
最初にテキスト部分(下の部分)を考えるのはムダです。
以前、記事にも書きましたが、
ファーストビューで誘導することを目標に、
画像選びとキャッチコピー作成に力を注ぎましょう。
アフィリエイターの目的は、
検索者の目的に合致した商品・サービスを教えてあげることです。
この目的が達成できるのなら、
小難しい説明や、嘘臭いストーリーは必要ないので。
・・・と、誰かから聞きましたよ♪